くいしん坊社長あいさつ
美味いものが好きで丸々と大きく育ちました!
やっぱり、目の前に広がる海からあがった魚が一番。何年も試行錯誤した塩加減をそれに加えて、海風に吹かれながら気持ちよく天日で干された干物は、1枚ずつ〝超真空”個包装(ハイパック)にして冷凍することで「食べる時いつでも新鮮」。🐟
白浜は海女(海士)の町です。素潜りで獲られたサザエやアワビは、そのまま活きのいい状態で店頭の生け簀にやってきます。
特に、房州黒あわびは、県の「千葉ブランド水産物」に認定されるほどの旨味。それを漁の解禁時期に限らず一年を通して食べることができ、かつ、肝の旨さを引き出せないかと考え「房州黒あわびのきも塩辛」を作りました。
また、網で傷ついたイカを自分の酒のつまみ用の塩辛にと、塩加減や肝の量など毎回こだわるうち、だんだん「すげぇーうんめっぺ」と自己大満足。周りに配ったら大いに喜ばれ、「いかの肝あえ」として商品化に至りました。🦑
2019年の台風、2020年の新型コロナウイルスの影響で当店も大きな打撃を受け、現在もその只中にあります。ただ、「房州黒あわびのきも塩辛」「いかの肝あえ」といったオリジナル商品が築地を中心にご好評をいただき、多くのご注文につながり始めるなど、明るい兆しも見えてきたように思います。
こうして、少しずつオリジナル商品を揃えてきた「干物や」です。添加物不使用で体に良く、何より「うんめー」もの作りに向け、これからも努力を惜しまず邁進してまいります。
(注:「うんめっぺ」は房州弁で「美味しいよね」、「うんめー」は「美味しい」の意味です)
有限会社タカギ商店 (昭和38年3月創業)
代表取締役 高木 義秋